『発達障がい児本人の訴え〜龍馬くんの6年間』著:向山洋一
オススメ書籍『発達障がい児本人の訴え〜龍馬くんの6年間』
『発達障がい児本人の訴え〜龍馬くんの6年間』著:向山洋一
発達障がい児である龍馬くん自身が自分の気持ちを綴った本。
発達障がいの児童生徒の支援を行っている全ての人に見て欲しい本です。
以下本書より抜粋
・授業や話し合いが順序よく進むことを願っている。
・目的がハッキリわかっているときだけ動かなくてすむ。
・信頼していない人からの注意書きは混乱を招くだけ。信頼している大人から伝えた方がいい。
・緊張している時には逃げる場所を決めるか、登校しないことを逃げ道として鉾してほしい。
・どうやったら良いのか具体的に教えて欲しい。
・答える時でも選択肢があったり、例文があると答えやすい。
・パソコンで文を書く事は一番やりやすい。
・実際にやってみせれば理解しやすい。
・落ち着くのは難しい。
・学校の給食で、グチョグチョ・ネチャネチャ・ドロドロ・ザワザワ・ジョロジョロ・ガサガサするものが出ると食欲がなくなる。
・他人の人が感じいないにおいを感じてしまう。
・学年で集まっていると必ずお腹が痛くなる。
などなどとても参考になることがいろいろ書かれています。
特別支援教育において「個人差の平等」が不可欠です。
文科省は計算の苦手な発達障がい児に電卓の使用を認めています。
であれば書く事が苦手な生徒に対してはパソコンやタブレットの利用も認めても良いという方向になると発達障がい児にとって学校はもっと楽しくなるかもしれません。
★★★★★
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購入するならこちらのサイトからのみです ⇒ http://www.tiotoss.jp/products/detail.php?product_id=191