学校と保護者トラブルでの対応方法
保護者と学校側のトラブルも
意外と多い事例です。
ただどちらの言い分も一理あるんですよね。
『どちらかが一方的に間違っている』
ということはあまりないと思います。
やはり何事も最初が肝心です。
「最初の対応をうまくやっていればこんなにこじれなかったのに!」
とついつい思ってしまいます。
しかし時間を戻すことはできません。
その際カウンセラーがやることは
まず信頼関係の再構築です。
保護者の怒りを全面的に受け入れ
そしてその怒りに共感します。
「お父さん(お母さん)が怒るのも当然ですよ。」
「そんなこと言われたんですか?それは非常識ですよね」
「それはちょっと失礼ですよね・・・」
極めつけは
「教師の常識は世間の非常識ですからね」
そうやってまずは保護者の言い分を
すべて共感して怒りを和らげます。
そうすることである程度怒りが緩和されます。
保護者は敵ではありません。
大切なリソースです。
『良くなるためには何をすれば良いのか』
目的にフォーカスすることがとても重要です。