不登校の対応で親にやって欲しい3つのこと
スクールカウンセラーをやっていて
不登校がなかなか改善できないケースを嫌というほど見てきました。
その中でうまくいったケースに共通していることが3つあります。
まず1つ目は
【親が覚悟を決めること】
「この子は今不登校になっているかもしれない。でも絶対に大丈夫!」
と信じてあげて下さい。
学校に行ってなくても幸せになっている人はたくさんいます。
逆に東大まで行ったのに不幸になっている人だっています。
つまり
【学校に行く=幸せになる】
ということではないのです。
だからうちの子は大丈夫と信じてあげて下さい。
2つ目は
【役割を与える】
何でも良いので本人ができることをさせてあげる。
そうすることで感謝する機会が増えます。
人は誰かに必要とされると嬉しいのです。
それは子供でも同じです。
自分は家族の役に立っていると感じさせてあげることて
自分の存在価値を確認させることができます。
3つ目
【良いところを見つけてあげる】
良いところを褒めるというのは
実は簡単そうに見えて難しいです。
なぜならできて当たり前だと思っているからです。
でも、できなくて当たり前だと思っていたらどうでしょう?
『ハードルを落としてあげる』
ことがとても重要です。
そして子供のダメだと思っているところを
【良いように見るとしたらどうやったら良いだろう?】
と考えてください。
例えば
・騒がしい、落ち着きが無い=エネルギーがある
・集中力が無い=好奇心がある
・何を考えているかわからない=じっくり物事を考える
などなど。
ポイントは否定文で考えるのではなく肯定文で考える。
ぜひ試してみてください。
それができると徐々に学習に対して意欲が出てきます。
そうなった時が学習に取り組む時期です。
学習に関してはこちらの記事を参考にしてみて下さい。
⇒ 不登校が解決したケース